納豆菌粉の生産

麺やパンなどの主食の原料にできる納豆菌粉の効率的な生産法を開発しています。特定の培地原料に適し、かつ食味や加工性に優れた納豆菌の育種と培養条件の最適化を行なっています。培地原料としては、無機窒素・リン酸源と炭素源からなる合成培地と、食品副生物を処理した食品由来培地を利用します。

多彩な納豆菌粉の開発

納豆菌粉は、培養に使う培地、温度、増殖の時期（フェーズ）、菌株によってその風味が変化します。私たちは、独自の菌株育種方法と培養ノウハウにより、多彩な納豆菌粉を開発します。

納豆菌粉を原料とした加工食品の開発

納豆菌粉（一次加工食品）で穀粉の一部を置き換えて、中華麺、うどん、パスタなど主食となる二次加工食品を開発しています。また、納豆菌粉が高たんぱく質であることを活かし、これまでにない新しい食品を創造します。

世界の人々に持続可能なおいしさを。

納豆菌粉には、風味や栄養以外にも食品加工の幅を広げる、特徴的な物性があります。これらの物性を活かして、持続可能な新食品を開発します。